2021(令和3)年度流体学校

国立天文台・天文シミュレーションプロジェクト(CfCA)では、2022年3月に2021年度流体学校を以下の要領にて開催いたします。
本年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、Zoomを用いたオンラインでの講習会となります。

なお、本講習会の基本編の内容は2020年度実施分とほぼ同等です。
既にAthena++コードを利用されている方や、他のコードで十分経験がある方は応用編のみの参加も受け付けますが、
基本編の内容は前提として進めますので、事前に各自での自習・対応をお願いします。
また、初心者の方などは基本編だけの参加も歓迎いたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

申し込み:
     

     以下の申し込みフォームから参加申請を行ってください。
     流体学校参加申し込みフォーム
     参加申し込みの締め切りは2022年2月23日 (水) 17:00 (JST) です。

     希望者多数の場合は先着順となり、途中で募集を締め切ることもございます。予めご了承ください。
     申し込みにはCfCA webシステムのwebアカウントを作成していただく必要がありますので、アカウント未登録の方はwebアカウント作成手順をご参照ください。

日時:
     ・基本編
       2022年3月8日 (火) 午前中 〜 2022年3月10日 (木) 18:00ごろ

     ・応用編
       2022年3月22日 (火) 午前中 〜 2022年3月23日 (水) 18:00ごろ

開催方法:
     Zoomによるオンライン講習会
     質問等はSlackを通して受け付けます

講習内容:
     ・基本編
      [講義]
      - 数値流体の基礎
      - 磁気流体力学について
      - スケーラビリティの測定やプロポーザルの書き方

      [実習]
      - 磁気流体シミュレーションコード Athena++ を用いた演習
      
     ・応用編
      [講義]
      - Athena++を用いたシミュレーションの実例
      - Athena++の設計等について

      [実習]
      - Athena++の追加モジュールの紹介

     講義は全て日本語で行います。
     応用編では、数値流体シミュレーションや(磁気)流体力学について少なくとも基礎編の内容を理解していることを前提とします。
     そのため、初学者の方は基礎編からの参加を強く推奨します。

講師:
     富田賢吾氏(東北大学)
     松本倫明氏(法政大学)
     高棹真介氏(大阪大学)
     小野智弘氏(東京工業大学)
     杉村和幸氏 (東北大学)
     森昇志氏 (東北大学)
     

参加資格:
     流体学校では限られた人員と時間で参加者にオンライン対応するため、残念ながら計算機に関する初歩的なスキルまで細かくサポートする余裕がありません。
     流体学校の円滑な進行のため、以下のスキルは全て前提とさせていただきます。
     これらに関して不安がある方は、計算機の基礎を学んだ後に来年度以降の参加をご検討ください。

     ・ Athena++日本語ページ の「コードのダウンロード」から「計算結果の可視化」までの内容を理解できること
     ・SSHでのリモートログインができる
     ・SCPまたはSFTPでのファイル送受信ができる
     ・Zoom、Slackを用いてオンラインでのコミュニケーションが取れる

     以上の条件を満たす方であれば、学部学生であっても参加可能です。
     なお、Athena++日本語ページの情報が一部古くなっておりますが、講習会当日までにアップデートされる予定です。

スケジュール:

      
     スケジュールは変更となる可能性がございます。
  

参考資料:
     流体力学の基礎方程式(2017年度版)
     磁気流体力学(2017年度版)
     2020年度流体学校Webページ  

開催者:
     国立天文台・天文シミュレーションプロジェクト

後援:
     「富岳」成果創出加速プログラム「宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築」
     「計算基礎科学連携拠点(Joint Institute For Computational Fundamental Science)