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年報 第8号 巻頭言

巻頭言



 天文シミュレーションプロジェクト(Center for Computational Astrophysics, CfCA)は、2006年4月に国立天文台天文学データ解析計算センターが「天文データセンター」と「天文シミュレーションプロジェクト」に分割・改組され発足したものです。天文学データ解析計算センターの中で「大規模シミュレーション運用グループ」とよばれていた、理論シミュレーション用スーパーコンピューターと重力多体問題専用計算機 GRAPE の共同利用を行ってきたグループが母体となっています。



 2013年度から新共同利用算機システムの運用が開始されました。新システムの主力計算機は大規模並列計算機アテルイ(Cray XC30)で理論演算性能は502Tflops で、今年度中に1 Pflops 以上に更新予定です。また、GRAPE システムは GRAPE-DR システムを中心に構成され、シリーズの最新機である GRAPE-9 システムの試験導入も行っています。さらに新システム用の大型ファイルサーバの導入も行いました。



 2013年度も、この年報にある通り、多くのユーザが CfCA の共同利用計算機システムを利用し、素晴らしい研究成果をあげたことは嬉しい限りです。2013年度は、新システムの運用の初年度でありましたが、高稼働率と安定運用を実現することができました。今後も、多くのユーザが有効に研究に利用でき、素晴らしい研究成果をあげられるシステムを提供すべく努力を続けていきたいと考えています。新システムでのますますの素晴らしい研究成果を期待しています。

2014年7月15日

天文シミュレーションプロジェクト プロジェクト長 小久保英一郎

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