はじめに
ここでは本プロジェクトが提供する共同利用計算機やサービスについて簡単に説明します。利用を希望される方は利用規則・利用者の責務をよくお読みください。
システム紹介
計算機システム構成図 (令和7年5月27日現在) (クリックするとPDFで表示されます)
2024年8月にCray XC50の運用を終え、2024年12月より、HPE Cray XD2000の運用を開始しました。
CfCAでは以下のような計算機群を共同利用向けに供用しています。
- HPE Cray XD2000: スーパーコンピュータ。システムMとシステムPから成り、いずれのアーキテクチャもXC50のそれを強化したものです。2024年12月運用開始。
- GPUクラスタ: 計算加速器搭載計算機。単純だが同種の大量の計算を繰り返し行う必要がある種類の計算に適しています。
- 計算サーバ: 小規模数値シミュレーション用のPCクラスタ。1-48コアを利用する数値シミュレーションに適しています。
すべての利用者は自動的に以下の機材も利用可能となります(ファイルサーバの利用には申請が必要です)。
これらの計算機システムはHPCネットワーク上に存在するので、利用時にはHPCネットワークに接続する必要があります。
計算機利用開始までの流れ
計算機利用までの流れについてはこちらのページをご確認ください
利用申請の受付時期と利用期間
利用申請の受付時期や利用可能な期間についてはこちらのページに情報がまとまっています。
成果報告
本プロジェクトでは各年度が終わった時点で共同利用者に研究成果の報告を行って頂き、年報を発行しています。
サービス紹介
計算機共同利用者は以下のサービスを受けることができます。
- HPE Cray XD2000 プログラム相談 : XD2000上のプログラム相談窓口。HPE担当者が直接対応する
- 宅配等によるデータ輸送: 大規模データをハードディスクに保存し、利用者へ郵送する
- 論文出版費用補助: 研究成果を学術雑誌へ発表する際に論文出版費を補助する