XC50ご利用にあたって

天文シミュレーションプロジェクト計算機共同利用者の皆様

さる5月2日付のニュースレター「Cray XC50の運用開始について」に於いてご案内いたしました通り、
本日よりカテゴリXC-S, XC-A, XC-B+のユーザおよびリプレイスの内部関係者向けに
XC50の試験運用が始まっております。ご利用にあたっては以下の点にご注意ください。

(1)VPNサーバの名称
VPNサーバの名称が変更となりました。
(旧) cfcavpn.cfca.nao.c.jp
(新) vpn.cfca.nao.ac.jp

(2)コア数の指定方法
バッチスクリプトにおいてこれまではコア数を指定していましたが、
今後はノード数の指定となります。1ノードには40コア搭載されています。
(旧) #PBS -l mppwidth=24
(新) #PBS –l nodes=1

(3)XC-B+カテゴリにおけるキュー名の変更
XC-B+カテゴリにおいてバッチスクリプトのキューの名称が変わります。
(旧) #PBS -q large-b+
(新) #PBS -q large-bp
bulkキューなども同様にご変更ください。

(4)デバッグキュー
旧システムではデバッグキューの投入時、以下の記述が必要でしたが、新システムでは不要です。
(旧) #PBS –l mpplabels=DEBUG
(新) (記述はいりません)

(5)shortキューの名称変更
shortキューはデバッグ及びスケーラビリティチェックのために用意しましたが、
単に継続時間が短いキューとして認識され、プロダクトランが行われることが多いので、
testキューと名称を変更しました。

(6)外向きssh
旧システムでは許可されていたXCから外部サーバーへのsshアクセスは今のところ許可されていません。
そのためgithub等へ直接のアクセスができません。ローカルにファイルをダウンロードし、それをXCにアップロードしてください。
なるべく早くアクセスを許可する予定ですが、設定に時間がかかる恐れもあります。
ご不便をおかけして申し訳ありませんが、何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願いします。

本メールに関するご質問やご意見は以下のページからお寄せ下さい。
http://www.cfca.nao.ac.jp/inquiry/