XD2000ユーザの皆様
6/5にお送りしたニュースレター「XD2000におけるMOFEDの改修の結果について」では以下の環境変数について「記載していても支障はない」とご案内しました。
export FI_OFI_RXM_USE_SRX=0
export FI_VERBS_PREFER_XRC=0
しかしながら、これらの記述によってCray MPIライブラリが使用する通信バッファが共有メモリを用いなくなってしまうため、メモリ使用量が増大してしまうという問題が報告されています。
MOFED改修版導入により、上記の環境変数の設定は現在は不要となりました。メモリの効率的利用のため、ジョブスクリプトおよび ~/.bashrc もしくは ~/.cshrcから上記の環境変数の設定の削除をお願いします。
もう1点、XD2000のCray環境設定時にenable-cpe.shを二度以上実行しないようお願いします。.bashrcなどで1度だけ読み込み、バッチスクリプトでは書かないようにしてください。
以上、よろしくお願いいたします。