オンライン「宇宙,作ってます」
今年の三鷹・星と宇宙の日は,天文シミュレーションプロジェクト(CfCA)と4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U)が合同で,コンピュータが作り出す宇宙の姿や,宇宙のシミュレーションを行うコンピュータたち,またプロジェクトを支えるスタッフの活動をご紹介します.
【更新情報】
※このページは随時更新されます.最新情報は CfCA Twitter / 4D2U Twitter もご覧ください.
- 10/23 「シミュレーション天文学を支える人々」記事を掲載,「関連企画ページ」情報更新.
- 10/21 プレミア公開URLを掲載.
- 10/18 本ウェブページを公開.
CfCA スタッフインタビュー:シミュレーション天文学を支える人々
今回は,加納香織さん(研究支援員),石川将吾さん(特任研究員)の2名にお話を伺いました.
シミュレーション天文学を支える人々(1):加納香織さん
シミュレーション天文学を支える人々(2):石川将吾さん
映像:宇宙をつくる計算機たち―三鷹CfCA計算機室―
出演:伊藤孝士,波々伯部広隆,守屋尭,小久保英一郎
映像:研究者による4D2U映像解説「小惑星カリクローの二重リング」
出演:道越秀吾(京都女子大学),中山弘敬(4D2U)
映像:4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」開発者による "こだわり" 宇宙ツアー
出演:加藤恒彦(4D2U)
関連企画ページ
他のプロジェクトでも,CfCAのシミュレーションや4D2Uのコンテンツを使った企画,CfCAに関係する研究の紹介が行われます.ぜひ合わせてお楽しみください!(公開URLが決まり次第,リンクを掲載します)
[10/23 15:00-] 科学研究部ミニ講演会:小久保英一郎「太陽系って普通なの?」
CfCA プロジェクト長の小久保英一郎 教授がオンライン講演します.
※アーカイブ(見逃し)配信がありません.
[10/23 15:00-] 野辺山宇宙電波観測所:NINS 野辺山展示室オンライン 4D2U シアター
「ブラックホールと電波天文学」と題して,Mitaka を用いたライブ配信を行います.アナグリフ立体視,サイド・バイ・サイド立体視,非立体の3つの形式での配信になります.
※アーカイブ(見逃し)配信があります.
JASMINE プロジェクト:スーパーコンピュータで天の川銀河を作る
スーパーコンピュータ「アテルイ」,「アテルイⅡ」を使って,シミュレーションによって天の川銀河を作り出すことで,天の川銀河はどんな姿をした銀河なのかを探っていきます.4D2Uで可視化をした映像も多数見ることができます.
さらに知りたい方へ
2018年に国立天文台水沢キャンパスに設置された天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイⅡ」を,小久保英一郎 CfCAプロジェクト長がご紹介します.
アテルイⅡの理論演算性能は 3.087 ペタフロップス( 1 ペタは 10 の 15 乗、フロップスはコンピュータが 1 秒間に処理可能な演算回数を示す単位)で,天文学の数値計算専用機としては世界最速です.岩手県奥州市にある国立天文台水沢キャンパスに設置されており,平安時代に活躍したこの土地の英雄アテルイにあやかり命名されました.「勇猛果敢に宇宙の謎に挑んで欲しい」という願いが込められています.