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XC30 (アテルイ)

撮影:清水上 誠 (国立天文台 水沢VLBI観測所/天文シミュレーションプロジェクト)
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XC30(アテルイ)・白1
高解像度 JPG(4.6MB)
XC30(アテルイ)・白2
高解像度 JPG(5MB)
XC30(アテルイ)・青
高解像度 JPG(6.9MB)
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XC30(アテルイ)ロゴ部分・白1
高解像度 JPG(9.5MB)
XC30(アテルイ)ロゴ部分・白2
高解像度 JPG(11.2MB)
XC30(アテルイ)ロゴ部分・青
高解像度 JPG(13.9MB)
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XC30(アテルイ)・バックライトつき
高解像度 JPG(4.4MB)
XC30(アテルイ)銀河・白
高解像度 JPG(3.9MB)
XC30(アテルイ)銀河・青
高解像度 JPG(5.1MB)
画像クレジット:国立天文台天文シミュレーションプロジェクト
※短く表記する場合:CfCA, NAOJ

XC30 (アテルイ)で行われた計算結果画像

超新星爆発の3次元シミュレーション (国立天文台 滝脇知也 氏 作成)

/ 大質量星の最期の大爆発,超新星の爆心地の様子.
太陽のおよそ10倍より重い星は,赤色巨星まで進化したのち,中心がつぶれて中性子星(パルサー)を生み出す.この出来たばかり中性子星から高エネルギーのニュートリノが吹き出し,中性子星の外側の物質を吹き飛ばす現象が超新星爆発であると考えられている.ただし,実際にこのシナリオに従って爆発するかどうかには議論があり,シミュレーションで確かめる必要がある.今回の計算によって,太陽の13倍重い星がニュートリノで加熱され,爆発する様子が再現できた.図はエントロピーを可視化したもので,熱い爆風の部分に赤い色を付けている.2011年にCfCAの前システムであるXT4でも同様の計算を行ったが,その時には空間解像度が荒く,細かい対流構造を再現することができなかった.今回の計算は前回のおよそ100倍の規模の計算資源を使用し,世界最高の空間解像度(384×144×304)を達成している.中心から吹き出てくるニュートリノに関しても,そのエネルギーごとにグループ分けし,複雑な反応式を計算している.さらに,前回含まれていなかった種類のニュートリノ反応も考慮してあり,より現実的な結果が得られた.本計算はXC30の1368ノード(21888コア)を1日分使用することで,0.02秒分のシミュレーションを進めることができる.爆発が起こるかどうかを判断するには0.5秒分ほど計算する必要があるため,XC30規模の並列計算機を使用しなければ実行できない計算である.
画像クレジット:国立天文台天文シミュレーションプロジェクト
※短く表記する場合:CfCA, NAOJ
高解像度版 JPEG (274 KB) モノクロ版 JPEG (177 KB)

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