三鷹・星と宇宙の日 2013 CfCA企画『宇宙,作ってます』

CfCAでは『宇宙,作ってます』と題して,今年も三鷹のスーパーコンピュータ室のご案内をいたします.

■開催日時

2013年10月19日(土) 10:00〜17:00
三鷹・星と宇宙の日は 10月18日,19日の2日間開催です.

■場所

国立天文台 三鷹キャンパス 南棟(S2) 1階 スーパーコンピュータ室(CfCA計算機室)
国立天文台へのアクセス / 三鷹キャンパスマップ

■スーパーコンピュータ室 見学

今年は去年から大きく模様替えをしました.計算サーバをはじめ,今年は重力多体計算専用機 GRAPE を初公開します.GRAPE-7,GRAPE-DRと,開発中の GRAPE-9 をご覧いただくことができます.10:00から17:00の間,スーパーコンピュータ室でCfCAスタッフがわかりやすく解説します.

スーパーコンピュータ室におこしいただいた方には,CfCA特製クリアしおりをプレゼント!

■アテルイ中継

今年4月から水沢VLBI観測所で運用が始まった,世界最速の天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイ」.三鷹では直接見ることができないその勇姿ですが,三鷹と水沢のスパコン室をつないで見てみましょう.

中継時間(1時間ごと,全7回):
10:30-,11:30-,12:30-,13:30-,14:30-,15:30-,16:30-


<三鷹スーパーコンピュータ室 ご案内図>

クリックで拡大.チラシのダウンロードはこちら(PDFファイル,2.85 MB).




プロジェクト長より

天文シミュレーションプロジェクト(英名 Center for Computational Astrophysics: CfCA)では,望遠鏡を使った観測では見ることができない天体現象の物理を解明すべく,スーパーコンピュータを使った数値シミュレーションによる研究に取り組んでいます.2013年4月からはスーパーコンピュータ「アテルイ」(Cray XC30)を主力とする第4世代の大規模シミュレーションシステムが稼動しています.公開日では各種展示を通して,私たちの研究活動の一端を知っていただければうれしく思います.(小久保英一郎)


関連企画 <理論研究部・4D2U 合同企画『理論天文学最前線』>

CfCAのスーパーコンピュータや計算機群を使って,どのような研究がされているのでしょうか.4D2Uドームシアター(S4)では『理論天文学最前線』と題して,シミュレーション結果から得られた立体映像を使って,研究者みずからが最新の天文学研究について語ります.クイズに答えて景品ももらえる企画,お茶を飲みながら研究者とお話するスペースもあり.スーパーコンピュータ室を見た後は,是非こちらにも足をのばしてみて下さい.

関連リンク