![]() 大心苑本館(写真1) |
1996年度全地球史夏の学校は茨城県高萩市の 大心苑で行なわれた。大心苑は高萩炭鉱跡に建てられた 合宿やレクリエーションのための施設である。 |
宿泊は第3はぎ荘という古い建物であった。この建物は炭鉱時代からの もので、ミシミシいっているところもある。しかし、貸切りで使えたため 夜の宴会など快適に過ごすことができた。近くに 浴室(写真3)もある。 | ![]() 第3はぎ荘(写真2) |
![]() セミナーホール(写真4) |
セミナーはセミナーホールで行なわれた。かなり 広い部屋(写真5)で、ポスターを貼る (写真6、 写真7) スペースも充分。 |
3日目の8月28日には、小雨混じりの天気の中、茨城大の田切先生の案内で 阿武隈変成岩の巡検をした。第一の露頭は御斉所統の典型的な露頭。 鮫川の河原である( 写真9、 写真10、 写真11、 写真12)。 珪質の変成岩と塩基性の変成岩が交互に並んでいる。どちらも著しく 変形している。 | ![]() いわき市遠野町鮫川滝大橋下(写真8) |
![]() いわき市遠野町清動川砂防ダムの上流(写真13) |
第二の露頭も御斉所統の露頭である。とくに見所はBIF(?)だったが、 写真はそれよりも少し上流に行ったところ (写真14)。 |
第三の露頭は竹貫統の典型的な露頭である。泥質、塩基性、珪質の 変成岩が同時に見られる。山の中で観光客もほとんどいない 気持ちの良い場所である (写真16、 写真17)。 T君がハンマーを振るっている(写真18) うちに川に落ちる (写真19、 写真20)という事件もあった。 | ![]() 北茨城市花園渓谷(写真15) |
![]() 北茨城市花園神社近く(写真21) |
最後の第四の露頭は写真がうまくとれていないが、超塩基性岩が 砂泥質の片麻岩の中にはまっている。ハンマーを振るって塊を 取ろうとしてもなかなかうまくゆかない。 |