重点領域『全地球史解読』研究集会のお知らせ:
P/T・A/P境界問題ワークショップを開きますのでふるってご参加ください. 今年度は,各班ごとの研究集会はやらず,テーマ毎に集会を開くことにしました. P/T 境界とA/P境界で起きたイベントを解明することは,本重点研究でも 最重要課題としてとりあげられています.これまでの取り組みで, どこまでその本質が明らかになったのか,まだ不明の点は何なのか, 今後どのように取り組めばよいのか,などを講演をもとに議論します. 下のプログラムは まだ暫定的なものです.当日の飛び込みの発表も歓迎します.
コンビーナー:磯崎行雄,丸山茂徳,瀬野徹三
東工大キャンパス内西3号館の2階W322号室(入り口が3階なので1階下がる)
13: 00 磯崎(東工大): オーバービュー 13: 30 久保(東大・駒): P-T境界前後の超海洋パンサラサのpaleoredox 14: 00 加藤(山口大): P-T境界チャートの地球化学 14: 30 篠原(名大): P-T境界層からのフラーレンの発見とその意義 14: 45 休 憩 15: 00 武蔵(ユトレヒト大): P-T境界石灰岩の炭素同位体比の変化 15: 30 ゆり本(東工大): P-T境界のコノドントのREEパターン 15: 45 磯崎(東工大): P-T境界ジルコン年代学計画 16: 00 阿部(気候セ): P-T境界頃の古気候モデリング(レビュー) 16: 30 討 論
石川台2号館318号室
10: 00 丸山茂徳: A/P境界の地質 10: 30 小宮 剛: 太古代−原生代のマントル温度と組成 11: 00 小河正基: マントル対流のレジームの変化と太古代−原生代の変動 11: 30 本多 了・瀬野徹三: 地球の熱史と環境変動 13: 30 隅田育郎: 太古代−原生代の古地磁気強度 14: 00 浜野洋三: 中心核の進化とA/P境界 14: 30 中島健介: `太古代の環境と海洋循環 15: 30 伊藤 繁: 酸素発生型光合成がはじまるまで 16: 00 加藤泰浩: A/P境界への堆積岩地球化学的アプローチ