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[muv:0044] CfCA news 4 月号



天文シミュレーションプロジェクト 計算機共同利用者の皆様、

CfCA news 4 月号をお送りいたします。

***********************     CfCA news 4 月号  ************************** 
(1) 次回の定期メンテナンス予定について
(2) Cray XT4の新キューシステムについて
(3) 論文出版補助のおしらせ
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(1) 次回の定期メンテナンス予定について

以下の時間に、定期保守並びに年度末処理作業を行いますので、ご注意ください。

Cray XT4 : 4月2日(木) 9:00 〜 4月3日(金) 18:00
NEC SX-9 : 4月2日(木) 9:00 〜 4月3日(金) 18:00

(2) Cray XT4の新キューシステムについて

ご存知のとおり、2009年4月より CfCA XT4 で用いられるキューが変わります。
以下、新しいキューについて説明します。

1.従来のキューシステムとの違い
従来のキューシステムでは、複数のキューが設定されており、カテゴリごとに使える
キューの種類が変わっていました。新しいキューシステムでは、カテゴリとキューが
一対一対応します。従来のように使うコア数に応じてキューを変更する必要が無くな
りより簡便になります。


2.カテゴリとリソース
カテゴリと各カテゴリに割り当てられるリソースは次の通りです。

+----------------------------+------+------+------+------+-------+
|カテゴリ(a)                 | XT4S | XT4A | XT4B | XT4C | XT4MD |
+----------------------------+------+------+------+------+-------+
|キュー名(b)                 | XT4S | XT4A | XT4B | XT4C | XT4MD |
+----------------------------+------+------+------+------+-------+
|最大同時利用可能コア数(c)   | 2960 | 1024 |  256 |   32 |   128 |
|単一ジョブ最大コア数(d)     | 2960 | 1024 |  256 |   32 |   128 |
|単一ジョブ最小コア数(e)     |   16 |   16 |   16 |    2 |    16 |
+----------------------------+------+------+------+------+-------+
|最大同時実行数(f,※)        |    1 |    3 |    3 |    2 |     2 |
+----------------------------+------+------+------+------+-------+
|実行時間(g,※)              |   8h |   8h |   8h |   4h |    8h |
+----------------------------+------+------+------+------+-------+

ユーザは、審査を通じて XT4A, XT4B, XT4C, XT4MD の四つのカテゴリ(a)のどれかに
割り当てられます。XT4S は、XT4A カテゴリに採択されたユーザが更に特別な課題を
実行するときに割り当てられる一時的なカテゴリです。 それぞれのカテゴリには同
名のキュー(b)が割り当てられます。

各カテゴリのユーザは、同時に利用できるコア数の上限が設定されています(c)。こ
の範囲で複数のジョブを流すことが出来ます。ただし、ジョブ最大同時実行数(f)が
定められています。また、一つのジョブが使えるコア数の上限(d)と下限(e)が定めら
れています。ジョブの制限時間も定められています(g)。

たとえば、カテゴリ XT4A ユーザの場合、最大同時利用可能コア数が 1024、単一ジョ
ブ最大コア数が 1024、単一ジョブ最小コア数が 16、最大同時実行数が 3 (最大同時
実行数は暫定の数字です、下の注釈を参照して下さい)になっています。従って、例
えば、つぎのようなことが出来ます。
[  I.] 1024 コアを用いたジョブを一つ同時に流す。
[ II.] 512 コアを用いたジョブを二つ同時に流す。
[III.] 256 コアを用いたジョブを三つ同時に流す。
[ IV.] 256 コアを用いたジョブを二つ、512 コアを用いたジョブを一つ同時に流す。
[  V.] 16 コアを用いたジョブを三つ同時に流す。
小さいジョブをたくさん流そうとしても同時実行数制限にかかり流すことはできませ
ん。

※システムの混雑具合に応じて、最大同時実行数(f)と実行時間(g)を調整する予定です
。表の数値は暫定の値です。より多くのユーザに公平にシステムを使って頂くための処置
です。この変更は、自動処理で実現するため、アナウンス無く変更されます。ご了承
ください。

3.デバッグキュー

デバッグキューはすべてのカテゴリユーザが利用可能である。仕様は以下の表の通り
です。64コアを常に debug キュー専用に空けてあるため、速やかに実行することが
出来ます。

+----------------------------+------+
|カテゴリ                    |  ALL |
+----------------------------+------+
|キュー名                    | debug|
+----------------------------+------+
|最大同時利用可能コア数      |   64 |
|単一ジョブ最大コア数        |   64 |
|単一ジョブ最小コア数        |    1 |
+----------------------------+------+
|最大同時実行数              |    1 |
+----------------------------+------+
|実行時間                    |15min |
+----------------------------+------+


4.スクリプトファイルの雛形
新しいキューシステムでは、ユーザカテゴリとキューが対応しているため、明示的に
キューを設定する必要はありません。

雛形は XT4 上の次のディレクトリに用意されています。
/work/sample/job_script/ 
MPI only版 → mpionly.pbs
MPI+OpenMP版 → mpiopenmp.pbs

5.並列コア数の制限
今期より、各CPUの持つ4つのコアを密に使うジョブのみ許可します。CPUコアの一部
だけを使うようなジョブは許可されません。MPI だけの並列化の場合、1CPU内で
[1,2,3]プロセスを使うようなジョブは許可されません。また、SMP 並列をおこなう
場合は、1MPIプロセス当たり 4SMP並列となるように設定してください。
※4.で紹介したスクリプトは CPU コアを密に使うような設定になっています。

(3) 論文出版補助のおしらせ
天文シミュレーションプロジェクトでは、利用者の皆様が汎用PCシステムを含む
共同利用計算機システムや関連ソフトウェアを利用して得た研究成果の公表を
支援するため、皆様が学術雑誌へ論文を出版する際の費用補助を行っています。
本プロジェクトから補助が可能な金額の上限値は論文一本につき 15 万円です。
この制度を用いて論文出版費用補助を希望される方は、以下のページをお読みに
なって申請を行ってください。多くの方々からの申請をお待ちしております。
http://www.cfca.nao.ac.jp/hpc/aid/
また、かつてこの制度を利用して出版された論文の一覧は以下で御覧になれます。
http://www.cfca.nao.ac.jp/hpc/aid/paperlist.html