遠い遠い遠い遠ーい...........銀河(かな?)

この写真には白やらオレンジやら青やらの銀河が写っています。矢印の先の赤いもの が今までもっとも遠い銀河と考えられている天体です。先に説明した 赤方偏移でいうとzが6よりも大きいのではないかと 考えられています。

銀河が非常に遠方にあるということは、そこから長い長い時間をかけて光が地球 までやってきたということです。昔むかし、遠い昔に出発した光が今、ようや く届いたのです。即ち、遠くを見るということは昔を見ることに等しいのです。 天然タイムマシンですね。これこそまさに天文学の醍醐味と言えましょう!

zが6というのは宇宙の年齢が今の年齢のわずか5%でしかなかった時です。あな たが10歳ならわずか6カ月の時です。宇宙が"子ども"の時を見ているのです。