平成30年度 iSALE講習会のご案内

国立天文台シミュレーションプロジェクト(CfCA)では
下記のようにiSALE講習会を開催します。

日時:2018年8月6日(月) 13:30 ~ 8月8日(水)16:00(予定)
場所:国立天文台三鷹 すばる棟 一階 院生セミナー室 (キャンパスマップのW1)
http://www.nao.ac.jp/access/mitaka/access.html
http://www.nao.ac.jp/contents/access/mitaka/naoj-mitaka-map-color-20170…
講師:黒澤耕介(千葉工業大学惑星探査研究センター)、末次竜(産業医科大学)、脇田茂(東京工業大学地球生命研究所)
内容・形式:
1. iSALEの基礎に関する座学講義
2. CfCAの共同利用計算機を用いたiSALE実習
2-1. iSALE2D実習 [サンプルの実行・初期設定ファイルの編集]
2-2. pySALEPlot実習 [iSALE2D計算結果の描画・トレーサー粒子の扱い]

iSALEとはヨーロッパ、アメリカ、ロシアのグループが開発した
複数の物質を扱うことができる数値衝突計算コードで、主に惑星科学衝突研究用に用いられています。
http://www.isale-code.de/redmine/projects/isale/wiki/ISALE
物質の弾塑性体挙動も扱えることからHydrocodeではなくShock physics codeと呼ばれています。
(なお、iSALEは科学研究目的に対してのみ使用が許可されるコードで、完全なオープンソースコードではありません)
日本語での情報はiSALE users group in Japanをご参照下さい。
https://www.wakusei.jp/~impact/wiki/iSALE/
iSALEにはpythonをベースとした解析・描画用のツールであるpySALEPlotが同梱されています。
本講習会ではiSALEの基礎に関する座学講義、CfCAの共同利用計算機を用いた実践、pySALEPlotを用いた解析と描画までを行います。

参加を希望される方は、CfCA Webサイトの申し込みフォーム
http://www.cfca.nao.ac.jp/form/isale2018form
からお申し込みください。
申込みフォームへのアクセスおよび参加登録には本Webサイトへのログインが必要です。
ログインしたアカウントの名義で参加登録が行われるため代理での申請はできません。
したがってアカウントをお持ちでない方は、Webアカウント作成手順をご参照の上
アカウント作成を申請し、アカウントが発行されてから参加登録を行っていただく
必要があります。Webアカウント作成依頼の承認作業には最大 7 営業日かかります。
余裕をもって申請いただけますようお願い申し上げます。

募集人員:15名      
締め切り:旅費補助を希望する場合は2018年6月28日 (木) 09:00
希望しない場合は2018年7月26日(木) 09:00 (ただし募集人員に達したときは、その時点で締め切らせて頂きます)
旅費・宿泊費補助の申し込み:申し込みフォーム
http://www.cfca.nao.ac.jp/form/isale2018form
内に必要事項を記入ください。
なお、予算の都合上希望通りに補助できないこともございますので、予めご了承ください。

注意事項:講習会は実習形式で行いますので必ずノートパソコンをご用意ください。
そのノートパソコンではCfCA共同利用計算機に接続するための環境を用意して下さい
(詳細はHPCネットワークを御覧ください)。
http://www.cfca.nao.ac.jp/HPCnetwork
Windowsを利用されている受講生で、これまでにCfCA共同利用計算機を利用されたことのない方は、
ssh接続を行える環境等(MobaXtermやTeraTerm, WinSCPなど)を整えておいてください。

なお、申し込みにはこのwebシステム上で、参加登録するための受講生本人のアカウントが必要です。
このWebアカウント作成依頼の承認作業には最大 7 営業日かかりますので、
申し込みをされる方はお早めにWebアカウントを作成してください。

本メールに関するご質問やご意見は以下のページからお寄せ下さい。
http://www.cfca.nao.ac.jp/inquiry/