■ LaTeX版 申請書タイプセットの方法

◎ はじめに
ここに含まれるファイル一式は国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(以下ではCfCAと略記します)が運用する以下の共同利用計算機の利用申請書をLaTeXを使って作製するためのものです。
・XD2000
・GPU
・PCC (計算サーバ)

このLaTeX版は Overleaf 上でも利用可能です。
また、LaTeXを使わない人のためにMS Word用の雛型ファイルも準備されています。
詳しくは本プロジェクトの募集要項ページ等をご覧ください。
各種雛形ファイルおよびOverleafへのリンクは以下のページにあります。
最新の書式番号も以下に記載されています。
https://www.cfca.nao.ac.jp/node/1254

◎ 作業内容ファイルの設定
まず、ご自分の作業内容や言語・カテゴリに応じてファイル parameters.tex を書き換えてください。以下の四項目に於いて必要な記載のみを選びます。
================================
・どの言語で記すか？(和文・英文)
  \Englishformtrue  % 英文
  \Englishformfalse % 和文

・説明書きを読むか、本番の入力に進むか？
  \finalformtrue    % 実際の入力を行う場合
  \finalformfalse   % 入力前に説明書きを読む場合

・どのカテゴリへ応募するか？
  \XDStrue          % XD-S
  \XDAtrue          % XD-A
  \XDBtrue          % XD-B
  \XDMDtrue         % XD-MD
  \XDTrialtrue      % XD-Trial
  \GPUtrue          % GPU
  \PCCtrue          % PCC (計算サーバ。旧称GP-PC)

・先行研究文献を引用する際にBibTeXを使うか否か？
  \UseBibTeXfalse   % BibTeXを使わない
  \UseBibTeXtrue    % BibTeXを使う (デフォルト)
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例えば
・日本語で記す
・説明書きを読む必要がある
・XD-Bへ応募する
・BibTeXを使う
ならば以下の行のみを有効化し、残りは削除するかコメントアウトします。
  \Englishformfalse
  \finalformfalse
  \XDBtrue
  \UseBibTeXtrue

また
・英語で記す
・説明書きを読む必要がある
・計算サーバへ応募する
・BibTeXを使わない
ならば以下の行のみを有効化し、残りは削除するかコメントアウトします。
  \Englishformtrue 
  \finalformfalse
  \PCCtrue
  \UseBibTeXfalse

どのカテゴリに応募するにせよ、一度は
  \finalformfalse
を設定してタイプセットし、青文字で現れる説明書きをよくお読みください。
なおこの場合には\UseBibTeXtrueも同時に指定する必要があります。

◎ 申請内容の記載
申請する内容を各節ごとのLaTeXファイルに記述してください。
応募するカテゴリごとに必要なファイルがやや異なります。

  1-objective.tex       # 第1節   研究の意義と目的
  2-method.tex          # 第2節   研究計画と方法
  3-1-codedevel.tex     # 第3.1節 計算コードの開発と最適化状況 (※1)
  3-2-requiredres.tex   # 第3.2節 必要な計算資源の見込み (※2)
  4-citedrefs.tex       # 第4節   第1-3節で引用された文献
  5-1-pastuse_cfca.tex  # 第5.1節 CfCAの共同利用計算機を利用した成果
  5-2-pastuse_other.tex # 第5.2節 他機関の計算機設備等を利用した成果
  6-schedule.tex        # 第6節   ジョブの実行を希望する日程 (※3)

 (※1) XD-S,XD-A,XD-B,XD-MDのみ必要です。
 (※2) すべてのカテゴリで必要ですが、特にXD-{S,A,B,MD,Trial}への申請では記述方法に具体的な指定があります(説明書き参照)。
  またこのファイル内では以下の行を有効化し、変数に値を与えてください。
  当該ページ下段の表に自動的に入力されます。
    \def\Mnodetime{0}        % node*time [k nodes hours] for M
    \def\Mmempernode{0}      % memory/node [GB/node]     for M
    \def\Pnodetime{0}        % node*time [k nodes hours] for P
    \def\Pmempernode{0}      % memory/node [GB/node]     for P
 (※3) XD-Sのみ必要です。

各節ごとに記載分量の上限があります。厳守してください。
  第1節  1ページ以内 (p.1)
  第2節  1ページ以内 (p.2)
  第3節  3.1 と 3.2 を合わせて1ページ以内 (p.3)
  第4節  1ページ以内 (p.4)
  第5節  5.1 と 5.2 を合わせて1ページ以内 (p.5)
  第6節  1ページ以内 (p.6)

◎ 先行研究引用のためのBibTeXの利用
第1,2,3節内で先行研究文献を引用するため、BibTeXの利用が推奨されます。
ファイル parameters.tex 内で以下を有効化してください。
  \UseBibTeXtrue

先行研究文献を引用する側の記載例は 1-objective.tex 内にあります。
文中での引用方法と文献一覧 (書誌情報) の形式はAAS Journalsに準ずるものとし、フォーマット用のファイル aasjournal.bst (AASTeX 6.3準拠) を同梱しました。
また、BibTeX文献データベースの例として bibsamples.bib を同梱しました。
第4節を構成する 4-citedrefs.tex にも bibsamples.bib の読み込みが例として書かれているので、それを参考にご自分の申請書に用いるファイル名に書き換えてください。

BibTeXに関連し、引用文献の記載をPDF上でハイパーリンク化するhyperref といったパッケージも使用できる可能性があります。
但し、CfCAではあらゆるパッケージの動作試験を行った訳ではありません。
申請者の個別なLaTeX環境に於いて発生したタイプセット時の不具合等に関する問い合わせにはお答えできません。予め御了承ください。

◎ 図ファイルの取り込み
下記 main_*.tex 内では graphicx パッケージが読み込まれます。
このパッケージの機能を使えば申請書に図を取り込むことが出来ます。
ファイル 1-objective.tex 内にある例をご参照ください。
図の取り込みのためにその他のパッケージを使う場合、CfCAでは動作試験を行っておらず、不具合が起きても対応できない旨を改めて御了承ください。

◎ タイプセット
ご自分のPC環境に応じ、用いるLaTeXファイルを選んでください。
以下の2ファイルの内容は等価です。
  main_eucjp.tex  # 日本語EUC
  main_utf-8.tex  # UTF-8
必要であれば他の文字コードにご自分で変換してください。
以下はコマンドの例です。
  nkf -s main_eucjp.tex > main_s-jis.tex

★注・申請者が main_*.tex を編集する必要はありません★

タイプセットしてください。以下はplatexを利用する例です。
相互参照情報を書き出してそれを反映させるため、二度の実行が必要です。
  platex  main_eucjp
  platex  main_eucjp

BibTeXを使用する場合は以下のようになります。
  platex  main_eucjp
  pbibtex main_eucjp
  platex  main_eucjp
  platex  main_eucjp

PDFファイルを作成してください。以下はdvipdfmxを利用する例です。
  dvipdfmx -p a4 main_eucjp

出来上がったPDFファイルをよく検証してください。
問題が無ければ、ウェブフォームから投稿してください。

◎ Overleafを使って利用申請書を作る際の注意事項
雛型ファイル内でBiBTeXを有効にし(つまり\UseBibTeXtrueのコメントを外す)、それをOverleaf上で利用する場合に、引用文献リスト内のDOIが以下のように誤った形で表記される例が散見されます。
https://doi.org/10.1093/mnras/stz142210.1093/mnras/stz1422

申請者がどのようなbstファイルを使っているかに依存しますが、この原因は申請者がファイル main_{eucjp,utf-8}.tex 内で hyperref パッケージを有効化していないことが多いです。
ローカル環境なLaTeX環境では、必要なパッケージが呼び出されていなければ明示的なエラーが現れ、タイプセットが停止します。
しかしOverleafはこの種の問題があっても最後までタイプセットを進め、PDFファイルを生成する仕様となっています。
この時にOverleafの画面上では赤いエラーアイコンが右上に現れますが、申請者がそれを見逃すと、上記のような誤ったDOI表記を持つPDFファイルが生成されます。
Overleafを利用して申請書を作製する方はこうした誤表記を含むPDFファイルを提出することのないよう、出力されるエラーに留意して作業を進めてください。

申請者各位がお持ちの個別環境を当方ですべて再現することはできません。
よって、個別パッケージの整合性やオプション衝突に関する質問については当方から回答できないかもしれません。
こうした問題については皆様の自力更生によりご解決いただきますよう、よろしくお願いします。

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最終更新： 2025年 11月26日 水曜日 15時46分47秒 JST
