三鷹・星と宇宙の日 2016 CfCA企画『宇宙,作ってます』

今年の三鷹・星と宇宙の日(国立天文台三鷹キャンパス特別公開)において,CfCAでは『宇宙,作ってます』と題して,三鷹のスーパーコンピュータ室のご案内をはじめ様々な企画を用意しております.

■開催日時

2016年10月22日(土) 10:00〜17:00(建物への入場は16:30まで)
三鷹・星と宇宙の日は 10月21日,22日の2日間開催です.

■場所

国立天文台 三鷹キャンパス 南棟(S2) 1階 スーパーコンピュータ室(CfCA計算機室)
国立天文台へのアクセス / 三鷹キャンパスマップ(PDF)


昨年の三鷹・星と宇宙の日でのスーパーコンピュータ室の様子.(2015年10月24日撮影)

■スーパーコンピュータ室 見学

計算サーバや,重力多体問題専用計算機 GRAPE(GRAPE-DR,GRAPE-9)が稼働しているスーパーコンピュータ室をご案内いたします.10:00 から 17:00 の間,常時入ることができ(ただし,建物への入場は16:30まで),スーパーコンピュータ室でCfCAスタッフがわかりやすく解説します.今まさに宇宙を作っているコンピュータ群の生の姿をぜひご覧ください.写真撮影もOKです!

また以下の時間には,CfCAスタッフがじっくり解説する時間を設けています.
 解説時間(約15分,全3回): 11:00-,14:00-,16:00-

スーパーコンピュータ室を見学された方には,CfCA特製マグネットをプレゼント!

■Mitaka 操作体験

4次元デジタル宇宙ビューワーMitakaを,スーパーコンピュータ室で操作体験できます!4D2Uドームシアターでも使われているソフトウェアMitakaをゲームコントローラーで操作して,地球を飛び立ち宇宙の果てまで行ってみましょう(お子様でもお楽しみいただけます).

■スーパーコンピュータ「アテルイ」筐体パネル・ブレード展示

普段は岩手県の水沢キャンパスに設置しているため,実物を見ることができないスーパーコンピュータ「アテルイ」.今年は,その筐体を飾る化粧パネルと中身(ブレード)の実物を展示します.2013年4月から2014年9月の間に運用されていた初期のアテルイで使用されていたものです.アテルイの大きさをぜひ体感してみてください.アテルイ筐体パネルの前での記念撮影もできます!



プロジェクト長より

天文シミュレーションプロジェクト(英名 Center for Computational Astrophysics: CfCA)では,望遠鏡を使った観測では見ることができない天体現象の物理を解明すべく,スーパーコンピュータを使った数値シミュレーションによる研究に取り組んでいます.2013年4月からはスーパーコンピュータ「アテルイ」(Cray XC30)を主力とする第4世代の大規模シミュレーションシステムが稼動しています.公開日では各種展示を通して,私たちの研究活動の一端を知っていただければうれしく思います.(小久保英一郎)


関連企画 :理論研究部・4D2U 合同企画『理論天文学最前線』

CfCAのスーパーコンピュータや計算機群を使って,どのような研究がされているのでしょうか.4D2Uドームシアター(S4)では『理論天文学最前線』と題して,シミュレーション結果から得られた立体映像を使って,研究者みずからが最新の天文学研究について語ります(※対象年齢:小学生以上,要整理券).クイズに答えて景品がもらえる企画,お茶を飲みながら研究者とお話するスペースもあり.スーパーコンピュータ室を見た後は,是非こちらにも足をのばしてみて下さい.

関連企画:Mitaka VR(中央棟(東)C5,第一会議室)

4D2Uドームシアターでも使われている4次元デジタル宇宙ビューワーMitakaが進化しました.ヘッドマウントディスプレイを使ったバーチャルリアリティ(VR)でMitakaを体験する「Mitaka VR」が,今年から新たに独立な企画として行われます.ドームシアターとはまったく異なる,臨場感あふれる宇宙旅行をお楽しみください.

※対象年齢:13歳以上,要整理券

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