こちらは平成28年度に開催された流体学校のページになります。
国立天文台シミュレーションプロジェクト(CfCA)では、2017年2月18~21日に、流体学校(Athena++で学ぶ流体力学)を以下の要領で開催します。
皆様奮ってご参加ください(*,**)。
Athena++はPrinceton大学と大阪大学等の共同研究(PIはJ.Stone教授)で開発されているAMR(Adaptive Mesh Refinement 解適合格子法)機能を持つ、汎用の流体力学、磁気流体力学のシミュレーションプログラムです。CfCAでは連続体系シミュレーションにこれから取り組もうとする大学院生、AMR法を研究に取り入れようとする研究者に向けて、流体力学の基本的性質、数値計算法の基礎とともに、Athena++の使用法や解析法を学ぶ講習会を開催することに致しました。
*本講習会の経費は部分的に、自然科学研究機構「自然科学研究における機関間連携ネットワークによる拠点形成事業」によりサポートされます。
**ポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」、計算基礎科学連携拠点共催
日時: 2017年2月18日(土) 13:00(時間は予定)〜 2017年2月21日(火)16:00 (時間は予定)
場所: 国立天文台三鷹 すばる棟大セミナー室(キャンパスマップW1)
アクセス
講師: 花輪知幸(千葉大学)、富田賢吾(大阪大学)、富阪幸治(国立天文台)
募集人員:30名
時間割 :
時間 | 第1日 2/18(土曜) | 第2日 2/19(日曜) | 第3日 2/20(月曜) | 第4日 2/21(火曜) |
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8:00~9:00 | ~9:30 自習 | 自習 | 自習 | |
9:00~12:00 | 9:30~ 磁気流体力学 | 円筒・球座標、SMRとAMR | プロポーザルの書き方、スケーリングの測定 | |
13:00~14:30 | 流体力学の基礎方程式 | MHD衝撃波管問題 | 初期条件、境界条件、ソース項の設定 | 課題演習 |
14:45~16:15 | Athena++説明、インストール | 2次元MHD問題・パラメータの設定,可視化 | 課題の説明 | 課題演習とまとめ・質問タイム |
16:30~17:45 | 衝撃波管問題 | 3次元MHD問題と並列化 | 課題演習 | |
17:45~18:00 | 質問タイム | 質問タイム | 質問タイム | |
18:00~20:00 | 自習 | 自習 | 18:30~ 懇親会@生協食堂 |
資料:
事前準備資料(ネットワーク接続の手引き)
Athena++実習準備資料(阪大のページへのリンク)
講義資料(流体力学の基礎方程式)(第3版)
講義資料(磁気流体力学)(第3版)
Athena++実習チュートリアル資料(一部工事中、阪大のページへのリンク)
申し込み:
申し込みは締め切りました。
申し込みを行うには本Webシステム内に参加する本人のWebアカウント作成をしていただく必要があります。
詳細はWebアカウント作成手順をご参照ください。
注意: Webアカウント作成依頼の承認作業には最大 7 営業日かかります。(緊急の場合はできる限り対応致しますが、1営業日以内の対応は保証できませんのでご了承ください。)
旅費・宿泊費補助の申し込み:
旅費補助の申請は2017年1月20日 17:00 (金) に締め切りました。
内容・形式:
時間割等は後ほど公開します。
注意事項:
講習会は実習形式で行いますので必ずノートパソコンをご用意ください。
Windows PC、Mac、もしくはLinux PCに、別途指定する必要なソフト群を講習会までにインストールしたうえで参加いただきます。
ノートパソコンの準備が困難な方は別途ご相談ください。
申し込み人数が定員に達した場合、申し込みを締め切らせていただきますので、お早めに申し込みください。