次期スーパーコンピュータシステム 決定のお知らせ

自然科学研究機構 国立天文台 天文シミュレーションプロジェクトの次期スーパーコンピュータシステムは、クレイ・ジャパン・インクの「Cray Cascade」システムを中心とするシステムに決定しました。

「Cray Cascade」は国立天文台 水沢VLBI観測所に導入され、平成25年 4月 1日から運用が開始されます。主な性能値は以下の様になっています。総理論演算性能は現行システム (Cray XT4) の約20倍となります。

平成27年 4月までには総理論演算性能は1000 Tflopsへの中間アップグレードが行われ、総理論演算性能は現行システム (Cray XT4) の約40倍となります。

また、スーパーコンピュータ以外の計算機システムの運用開始は計算機室等工事のためにスーパーコンピュータの運用開始よりも遅れる予定であること、これらの運用も増強または発展解消などの形で変更が行われる可能性があることを予めご了承下さい。

ユーザー情報の移行スケジュールやその他次期システムに関する詳細は、国立天文台 天文シミュレーションプロジェクト ホームページ http://www.cfca.nao.ac.jp にて公開予定です。

平成24年 10月 9日
国立天文台 天文シミュレーションプロジェクト