[ご意見募集] largeキューの優先順位の上昇

国立天文台天文シミュレーションプロジェクト 利用者各位

昨年度のユーザーズミーティングにて、
XC30では1000並列以上の大きなジョブが非常に流れにくく、
申請書に書いた課題を達成できないという意見が多く寄せられました。

現在は演算性能がアップグレードされ、コア数が増えたので、
状況は少し改善されていますが、
やはり傾向としては大きなジョブが流れにくいように思います。

この点を改善するため、
主に大きな並列数のジョブを投入するのに使われる
largeキューの優先順位を上げることを検討しています。
現設定では、largeキューとbulkキューの優先順位は同等です。
新設定では、largeキューの優先順位は
bulkキューで例えば1日待った場合の優先順位と等しくなります。
どの程度優先するのかのパラメータの設定は、
様子を見ながら最適なものを探りたいと考えています。

また,これはカテゴリにより優先順位を変えるものではありません.
カテゴリAのlargeキューとカテゴリBのlargeキューの優先順位は同じです.

新設定は9月の計算機運用小委員会で議論され、
後期運用から適用される予定です。

この新設定に強い反対意見があるかたは、
以下のフォームからご意見をお寄せいただければ幸いです。
大きなジョブを流す方に有利な設定となりますが、
小さなジョブを流す方からの意見もお待ちしています。

本メールに関するご質問やご意見は以下のページからお寄せ下さい。
http://www.cfca.nao.ac.jp/inquiry/

ファイルサーバやネットワークのトラブル相次いで申し訳ありません。
そんな状況の中大変恐縮ですが、本件もご検討いただければ幸いです。
よろしくお願いします。