利用者の責務等について

利用者の責務

  • 本プロジェクトが運用する共同利用計算機の利用者はすべて、各年度ごとに出版された論文等のリストまたは利用成果報告を提出する義務があります。出版された論文等のリストは本Webページで公開されます。
    • 成果報告の提出は毎年度初めに行い、前年度内に本プロジェクトの共同利用機器を用いて得られた研究成果および出版された論文等のリストの報告をしていただきます。
    • 利用年度内に論文が出版されなかった等の場合は、(報告時に利用者でない場合でも)論文が出版された年度に報告していただくようお願いします。
    • 成果・出版論文等が全く無かった場合にもその旨を報告していただきます。
    • 締切までに報告の無い利用者の計算機アカウントは凍結し、同時に報告書未提出者としてその氏名・研究課題名・カテゴリを公表いたします。なお、いったん凍結されたアカウントは報告が行われるまで凍結解除されません。
  • 共同利用計算機システム利用者は、本プロジェクトのユーザーズミーティングにて成果報告をお願いします。ユーザーズミーティング参加のための旅費は原則として本プロジェクトが負担します。
  • 本プロジェクトの計算機システムを用いて得られた研究成果を学術雑誌等に発表する場合には、その旨を謝辞を含めていただくようお願いします。このページの末尾にその例文を示します。

すべての共同利用計算機の利用にあたっての一般的な注意事項

本プロジェクトが運用するすべての共同利用計算機の利用にあたり、利用者各位は以下の注意事項を念頭に置いて頂くようよろしくお願い申し上げます。

データの無補償・無保証

本プロジェクトは共同計算機の安定的な運用に最善の努力を払っておりますが、本プロジェクトが運用するいずれの共同利用計算機の利用に当たっても、そこで発生した不慮の事故等によるデータの破損・消失、プログラム実行結果やその遅延等により利用者が受け得る如何なる損害について一切の補償・保証を行えません。また、本プロジェククトではデータのバックアップなども取得しておりません。あらかじめご了承ください。

個人情報の取り扱い

本募集に関連して収集された各個人情報は本プロジェクトが責任を持って管理し、申請書の審査、採択・不採択結果の通知、および各種の事務連絡にのみ利用します。詳しくは個人情報の管理をご確認ください。

CfCA共同利用計算機システムを用いた研究成果のプレスリリースについて

  • 【重要】CfCA共同利用計算機システムによる成果のプレスリリースを利用者各自の所属機関から行う場合、国立天文台側への事前連絡を必ずお願いいたします。余裕をもっての事前連絡に、ご協力をよろしくお願いします。
  • 国立天文台を通してのプレスリリースについて
     CfCA共同利用計算機システムを用いた研究成果のプレスリリースを、国立天文台を通して行うことができます。
     メディアを通して研究成果を広く伝えたいとお考えの場合には、ぜひご相談ください。
     素材の準備、メディアへの成果のお知らせ、SNSを使った広報などについてのお手伝いが可能です。
     プレスリリースの準備に要する時間は約1カ月半ほどです。最近では論文受理からオンライン公開までの期間がたいへん短くなっておりますので、余裕を持ってのご相談をお願いいたします。
  • 国立天文台では、以下を通して研究成果をメディアにお知らせしています。
    • 国内:文部科学記者会(文部科学省内の記者クラブ)
         科学記者会(日本学術会議の記者クラブ)
         国立天文台独自の登録報道機関(天文・科学雑誌、フリーライター等を含む)
         岩手県メディア(地方紙、ローカルテレビ局。ただしアテルイ, アテルイIIに関する研究成果のみ)
    • 海外:EurekAlert!、AlphaGalileo

    所属機関主導のリリースの場合でも、国立天文台からこれらのメディアにお知らせすることができますので、ご相談ください。

  • ただし、リリースの可否や規模についてはその内容によって判断することとなります。ご希望に沿うことができない場合もございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
  • CfCA共同利用計算機システムを使った成果のプレスリリースに関するお問い合わせ先:CfCA広報担当 E-mail: cfca-pr [at] cfca [dot] nao [dot] ac [dot] jp

謝辞について

本プロジェクトの計算機システムの利用により得られた結果を学術雑誌等に発表する場合には、すべて以下の例を参考にした謝辞を含めて頂くようお願いします。

Cray XC50 を利用した論文の例

Numerical computations were [in part] carried out on Cray XC50 at Center for Computational Astrophysics, National Astronomical Observatory of Japan.

Cray XC30 を利用した論文の例

Numerical computations were [in part] carried out on Cray XC30 at Center for Computational Astrophysics, National Astronomical Observatory of Japan.

Cray XT4 を利用した論文の例

Numerical computations were [in part] carried out on Cray XT4 at Center for Computational Astrophysics, National Astronomical Observatory of Japan.

NEC SX-9 を利用した論文の例

Numerical computations were [in part] carried out on NEC SX-9 at Center for Computational Astrophysics, National Astronomical Observatory of Japan.

GRAPE を利用した論文の例

Numerical computations were [in part] carried out on GRAPE system at Center for Computational Astrophysics, National Astronomical Observatory of Japan.

GPU クラスタを利用した論文の例

Numerical computations were [in part] carried out on GPU cluster at Center for Computational Astrophysics, National Astronomical Observatory of Japan.

計算サーバを利用した論文の例

Numerical computations were [in part] carried out on PC cluster at Center for Computational Astrophysics, National Astronomical Observatory of Japan.

中規模サーバを利用した論文の例

Numerical computations were [in part] carried out on Small Parallel Computers at Center for Computational Astrophysics, National Astronomical Observatory of Japan.

解析サーバを利用した論文の例

Numerical analyses were [in part] carried out on analysis servers at Center for Computational Astrophysics, National Astronomical Observatory of Japan.

また、すばる望遠鏡HSCのSSP public data releaseを使って得られた論文にも本プロジェクトに関する謝辞を記して頂くことになっています。詳しくはこちらをご覧ください。